このうち2005年にオープンするのは150店。
T社の国内販売担当専務の笹津恭士は、レクサス営業を担当する常務役員のNY高級車専門の販売チャネルT社は長年、車種ごとに5つの販売チャネルを通じて販売してきたが、レクサスの日本市場投入を控えた2004年5月、販売店を4系列に再編成した。
従来、この4系列の販売店では、レクサス車を併売してきた。
例えばレクサス主力の「LS(セルシオ)」は、「クラウン」、「クラウンマジェスタ」を専売するT社店(約千店)と「マークX」、「プログレ」を専売するトョペット店(約千二十店)で売っていた。
「IS(アルテッッァ)」、「GS(アリスト)」は、「カローラ」と並ぶ主力小型車の「ヴィッッ」と「ウイッシュ」の専売店を統合した新ネッッ店(約1600百店)で販売していた。
均らとレクサス販売店の選定にあたるとともに、実際に営業に携わる180人の店長(ゼネラルマネジャー)と約2000人の従業員を対象に研修事業に力を入れた。
「日本における高級車市場の消費は底堅い。
しかも消費の多様化が急速に進み、従来のブランドにあきたらない人々が増えている。
レクサスをグローバル・プレミアム・ブランドとして立ち上げ、日本の高級車購買層を取り込むことがわれわれの役目だ」NY常務役員は語る。
T社は販売価格1千万円近い「LS(日本名セルシオヒの新型車を含めた「レクサス」ブランドを、富裕層だけでなく中間層にも働きかけて、当面の年56万台から、将来は十万台の販売を目指している。
T社自動車は、戦後、各地の有力者と組む形で他社を圧倒する販売網を構築した。
T社の販売店は全国で295社、約5千店。
系列店一店あたりの2004年の年間平均販売台数は352台にのぼる。
ホンダの310台、日産自動車の266台と比べ、強い販売力を強みにしているが、T社としてはT社店とレクサス店が競争関係に入ることで、グループ全体の販売力は強まるとみている。
しかし日本投入後の「レクサス」ブランド車は、従来のT社系列販売店とは切り離した独自の販売店で売ることにした。
T社ブランドの高級車を扱うT社店はえんじ色、中級車のトョペット店は緑色、コンパクト車を中心にファミリー層を取り込むカローラ店はオレンジ色を基調とした看板に切り替えられるなど、系列チャネルごとにそれぞれの販売店の特徴を明確に色分けした。
レクサス販売店では4系列の色分けとは関係なくそのエンブレムである「L」のゴールドのデザインマークを掲げ、同じ車種を扱うことになるので、販売店同士の競争も激しくなる見通しだ。
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